貫通扉がある車両とない車両がある理由

電車に乗っていて別の車両に移動する際、車両のつなぎ目にある扉を開けて移動するのは扉が重たいので大変ですが、最初から扉がない車両もあります。

この車両のつなぎ目の扉は貫通扉と呼ばれるもので、車両間を移動する通路は貫通路といい、貫通路を仕切っている扉が貫通扉です。

扉がなければ車両間の見通しはよくなりますが、車内を風が吹き抜けてしまったり車両連結缶からの音が進入したりして不快な思いをしますし、冷暖房の効率も落ちてしまうため、それらを防ぐために設置されているものです。

貫通扉のある車両とない車両があるのは、扉なし車両が順次廃止されているからだそうです。

いっぽうで、扉なし車両を新たに導入している鉄道会社もあるようで、全車両が扉付きだったのを新型車両では扉なしの車両も導入するといった方向をとっているのです。

扉なしだとコストダウンになりますし、見通しがよくなり車両間を移動しやすく、事故が起きたときには避難や救出がしやすいといった利点があります。

ただし全車両を扉なしにすると冷暖房の効率が落ちるので、半分だけ扉を省略し、扉付きと扉なしの車両を交互に連結したりなど工夫しています。

女性専用の車両はほとんどが扉つきのようです。