革命とクーデターの違い

革命とクーデターは、政権の交代という意味で同じですが、性質が違います。

政治・経済・社会機構に対する民衆の不平や不満が高まり、抑えきれなくなったときに革命が起きます。

革命は、政権の担当者が交代するだけでなく、政治や経済、社会の体制そのものを根本から変えていくことを目的としていて、過去にフランス革命やロシア革命、中国革命などが起こりましたが、これらの革命で世の中の仕組みが大きく変わっています。

それに対してクーデターは、政権の担当者を倒して政権を奪い、別の人に権力を移動させようとする同一政権担当層内部の反乱です。

力のある軍人が武力を使って起こす政治活動つまり軍事クーデターをいうのが一般的で、日本の二・二六事件などがクーデターですが、武力行使がなされない無血クーデターもあります。

革命と違い政権担当者を倒すだけのクーデターでは、政治方針は変更されても政治や経済、社会機構そのものを根本的に変えるものでありません。

政権が交代することによって、結果的に政治の仕組みなどが変わることはあります。

被支配階級が支配階級から国家権力を奪う革命に対し、支配階級内部で政権が移動するだけなのがクーデターというわけです。