危険動物をペットとして飼う

危険動物をペットとして飼っている人がいますが、ペットはどんなものでも飼えるのでしょうか?

人の生命や身体などに危害を与える恐れのある動物は「特定動物」として各都道府県ごとの条例で定められていて、飼育施設をつくり知事の許可を得れば飼うことが可能だそうです。

飼育施設は、たとえば毒ヘビなら施錠のできるフタ付き水槽と抗毒血清を準備しなければなりません。

実際には大型の「特定動物」を故人で飼う人は少ないそうですが、動物が逃げ出した場合、すみやかに通報することとされています。

ペットを勝手に捨てると動物愛護管理法違反となり100万円以下の罰金刑となります。

この罰金の上限金額は法律改正により引き上げられてきました。

危険な動物を捨てる人が増えてきたので、特定動物や特定外来動物を飼う場合には、その体に所有者情報を埋め込んだマイクロチップの埋め込みが義務付けられています。

マイクロチップは直径2mm、長さ8~12mm程度の円筒形の器具で、世界でひとつだけの15ケタの個体識別番号がそれぞれ記録されています。

この個体識別方法は安全性が高いとされ、世界中で広く使用されています。

ただ、届け出をせず無許可で危険動物を飼う人の増加も問題となっているようです。

貫通扉がある車両とない車両がある理由

電車に乗っていて別の車両に移動する際、車両のつなぎ目にある扉を開けて移動するのは扉が重たいので大変ですが、最初から扉がない車両もあります。

この車両のつなぎ目の扉は貫通扉と呼ばれるもので、車両間を移動する通路は貫通路といい、貫通路を仕切っている扉が貫通扉です。

扉がなければ車両間の見通しはよくなりますが、車内を風が吹き抜けてしまったり車両連結缶からの音が進入したりして不快な思いをしますし、冷暖房の効率も落ちてしまうため、それらを防ぐために設置されているものです。

貫通扉のある車両とない車両があるのは、扉なし車両が順次廃止されているからだそうです。

いっぽうで、扉なし車両を新たに導入している鉄道会社もあるようで、全車両が扉付きだったのを新型車両では扉なしの車両も導入するといった方向をとっているのです。

扉なしだとコストダウンになりますし、見通しがよくなり車両間を移動しやすく、事故が起きたときには避難や救出がしやすいといった利点があります。

ただし全車両を扉なしにすると冷暖房の効率が落ちるので、半分だけ扉を省略し、扉付きと扉なしの車両を交互に連結したりなど工夫しています。

女性専用の車両はほとんどが扉つきのようです。

乾電池は冷蔵庫で保管してはいけない

むかしは乾電池を冷蔵庫に入れると長持ちするといわれたため、いまでも冷蔵庫に入れて保管している人がいるかもしれませんが、現在ではこの保管法は効果がないどころか逆に長持ちしなかったり、事故につながってしまったりする危険もあるようです。

むかしの乾電池は自己放電が大きかったので、常温で放置しておくとすぐに放電して長持ちせず、そのため冷蔵庫で冷やして電池内部の化学反応を遅らせ、少しでも長持ちさせようとしたのです。

しかし、いまの乾電池性能が格段によくなって常温においても自己放電はほんの少しで、製造後3~4年のものでも自己放電分は数パーセントだそうで、冷蔵庫に入れる意味がありません。

それどころか、冷蔵庫で冷やすと取り出したとき化学反応力が落ちていてすぐに使用できなかったり、水滴が乾電池について+極と-極がつながりショートの原因になったり、冷蔵庫内に生じた結露で錆びたりする恐れがあり、マイナス面が多く危険すらあります。

ちなみに電池は換気がよく乾燥していて涼しい場所に保管するのがよく、高温多湿の場所は避けるのがいいそうです。

また、電池が動作しなくなった場合に服などでこすって温めると電池が活性化し復活して、多少使える場合があるようです。

樺太の領土問題

地図で見ると、北海道の北にある樺太には2つの線が書かれています。

線の1つは樺太を南北に分割するように真ん中にひかれていて、もう1つの線は樺太の南の海上に点線で書かれています。

この2本の線が意味するところは、日本とロシアの境界線問題が関係しています。

日本は樺太の南半分を国境未確定地域とし、日本の領土でもロシアの領土でもないとしていますが、ロシアは樺太がすべてロシアのものだと公言していて、地図の2つの線は両国の主張を表したものなのです。

日露戦争で勝利をおさめた日本はロシアとポーツマス条約を結び、樺太の南半分が日本の領土となりますが、第二次世界大戦末期になるとソ連は不可侵条約を破って南樺太に進軍し占有してしまいます。

日本は大戦に敗れてサンフランシスコ平和条約に調印しますが、この条約で南樺太の権利を放棄することになります。

このようにして南樺太は日本の領土ではなくなりましたが、ロシアの領土というわけでもないと日本は主張しています。

サンフランシスコ平和条約にロシアは調印していませんし、南樺太を占有するのはおかしいという主張もあります。

そのため、日本は南樺太を国境未確定地域だとしているのです。

革命とクーデターの違い

革命とクーデターは、政権の交代という意味で同じですが、性質が違います。

政治・経済・社会機構に対する民衆の不平や不満が高まり、抑えきれなくなったときに革命が起きます。

革命は、政権の担当者が交代するだけでなく、政治や経済、社会の体制そのものを根本から変えていくことを目的としていて、過去にフランス革命やロシア革命、中国革命などが起こりましたが、これらの革命で世の中の仕組みが大きく変わっています。

それに対してクーデターは、政権の担当者を倒して政権を奪い、別の人に権力を移動させようとする同一政権担当層内部の反乱です。

力のある軍人が武力を使って起こす政治活動つまり軍事クーデターをいうのが一般的で、日本の二・二六事件などがクーデターですが、武力行使がなされない無血クーデターもあります。

革命と違い政権担当者を倒すだけのクーデターでは、政治方針は変更されても政治や経済、社会機構そのものを根本的に変えるものでありません。

政権が交代することによって、結果的に政治の仕組みなどが変わることはあります。

被支配階級が支配階級から国家権力を奪う革命に対し、支配階級内部で政権が移動するだけなのがクーデターというわけです。